色々なハープのグリッサンド 略式で書いてみます

グリッサンドの動画が終了したところで、今日は、グリッサンドの略式な書き方を見てみましょう。

実際は、現場で作曲者や編曲者に確認しながらすることもありますが、まずは、下の画像からどんなグリッサンドか、読み取ってみてください。

どういう意味だと思いますか?

 

まずはこれ。

◆下のGから上のGまでグリッサンドして、最後のGはアクセントがついているので、ガツン!と弾く。

グリッサンドになっている音符が「四分音符」なので、1拍分をグリッサンドにする、という意味。

(アクセントのあるGは、左手の親指で弾くと良いです。)

 

 

次へ行きます。

◆2分音符分が、グリッサンドになっています。

テンポによっては直線で降りるだけだともたなくなくなるだろうから、何度か繋いだりして、下のCまでグリッサンドをする。

 

次。

 

◆グリッサンドが3拍分になっています。

上方向へ3本線があるので、3回位、下から上がり、最後はGでアクセント。

最後がアクセントになっている事からも、クレッシェンドで勢いもつけて上がって行くという事が想像できます。

 

◆全音符に、フェルマータまでついています。

4拍分以上グリッサンドする、という意味です。

矢印が上を向いているので、グリッサンドの最後は上行形で弾き切ってほしいのだろうな、という事が想像できます。

弾き切るグリッサンドはこちらを参照↓

これであなたもハープのグリッサンドの達人①


いかがでしたか。

グリッサンドのニュアンスは、曲やテンポ等によっても変わりますが、図を見ると、何を要求されているのかが感じ取れると思います。

 

それから

大事なのは、グリッサンドを弾きながらも、何拍分行うのかを「きちんとカウントをする」という事ですね。

グリッサンドにも、もちろん拍の感覚はありますから。

 

それでは今夜はこの辺で。

 

明日は間に合えば何か動画を上げたいなと思っています。

まだ何も決まっていないのですけど。

 

それでは今夜はこの辺で。

おやすみなさい☆彡

 

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