簡単な曲にも心を込めて弾けますか。 「これでもか」ってくらい、感情を押し出したり、押し込めたりするんですヨ。

pbl0020-003音楽をする」という感覚がつかめない方に、どうやったら伝わるのだろうかと考えてみました。

技術のことではなくて「」のほうです。

例えば、日本の童謡でも「心を込めて演奏する」という感覚、分かりますか?

 

フレーズを綺麗に聞かせる技術とか、そういう事ではなくてです。

技術的にまだ弾けていなかったとしても「心に音楽がある人」というのは分かるんです。

逆に、技術があっても「音楽がない」という事もあります。

何かのきっかけで、目覚めるようなことがあると良いなあと思います。

 

参考になれば良いのですが、自分の事を例に出しますと

私の場合は、それが高校1年になった頃だったんですが、
ブラバンでやった日本の曲、何故か「この道」がきっかけでした。

私は出番ではなくて見ているほうだったのですが、当時のあの演奏は高校生の演奏ではない、と今でも思うんですけど

体の中の何かが覚醒してしまったかのような、
魂が震えて止まらないような
今にも爆発しそうな気持ちをおさえて家に帰り、
すぐにピアノの蓋を開けました。

再現するように、ピアノの鍵盤に自分の全神経を集中させて、1音1音に魂を注いで深く、ピアノ全体をハグするかのような気持ちで弾きました。

何だかわからないけど、ものすごく激しい感情でした。
だって、弾きながら高校生が自分で「音楽する」、という事に気づいちゃって、感動して泣いているんですから(笑)

あ、自分にじゃありませんよ。
「これが音楽かーー。芸術は爆発だーー。」

みたいな事に気づいてしまった事に、震えが止まらなかったんです(笑)

とにかく、
そう弾かずにはいられない、
そう表現せずにはいられない、
誰か何とかして~
私を止めて~

そんな感じです。

それが、自分と音が一体になった感覚を理解できた瞬間です。

今日はずいぶん大事に弾いているじゃない。成長したのね。」な~んて、隣の部屋で聴いていた母にちょっと褒められて、伝わっていたことが分かり、「やっぱり前とは違うんだな。」「こうやって弾くんだ」と確信を持った記憶があります。

 

何かアドバイスがあるとしたら・・・

表現するためには絶対に心に壁を作らないことです。
素の自分を出すことです。


「音楽をする」という感覚がつかめない方へ、自分を振り返って思い出してみましたが、まずは、自分の好きな曲を心を込めて、大事に、表面じゃなくて心で弾いてみることだと思います。

これでもか」ってくらい、押し出さないと駄目ですヨ^^

頑張ってください。

 

 

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