当時私が思い描いていた生活スタイルは、まさに現在の言葉でいう、ノマドワーカー。
その頃はそんな言葉すら知りませんでしたが、今まさに、自分の生活がそれ、になっています。
あまり面白くないと思いますが、今夜は少し個人的な話を書いてみようと思います。
その頃は、収入の100%をグランドハープのみの演奏業だけで稼いでいました。
お陰様で仕事に困ったことはありませんでしたが、だんだんと違和感が出てきて、方向を変えたいと強く思う時が来ました。詳細省略
そして2004年から、小型ハープで自作自演の活動をはじめ、日本全国のCDショップや百貨店さんをまわらせて頂き、小型ハープでのCDを3枚出し、当面のやりたい事が一息ついた頃、
「自分が弾くのはもうこの辺でいいかな。」
と、いう気持ちが出てきました。
渋谷のタワーレコードでインストアライブをやっていた時です。
(当時の写真は私個人のホームページにまとめています。リンクが切れて画像が小さいですが、よろしければどうぞ)
今度は、コンサートで弾くこと自体に違和感が出てきたのです。
この違和感は何だろう?
↓
自分は何に無理をしているのか?
↓
ここは本当に自分のいる場所・やる事か?
↓
自分の本心は何?
↓
何が好きで何が苦手か?
↓
何をやっているとしっくりくるのか?
etc.・・・
この違和感というのは、
「次のステージに進むサインかも」
多分、そこでの学習が済んで次に行く時が来た、というお知らせです。
だって、最初は好きでやりたくて、やりがいもあって楽しくて仕方がなかったわけですから。
(庭のミカンの木。今年は実が少なめ。)
自分が当時の生活を変えたいと思った時
一朝一夕では変わらないけれど
自分の心のサインに気づけば、明日から自分のアンテナの向く方向が変わります。
何をしたら良いか?は
自分がその気になれるもの
の中に、ヒントが隠されている様な気がいたします。
ネットで情報収集を始めたり
それに関する本を読んだり
得たヒントを行動に移したり
そして、ずっとやり続ける事。
体裁ではなく本心で思う事を。
迷いがある時は、気が済むまで迷っても良いと思います。
まだ結論を出す時ではないという事でしょうから。
私は、2011年に練馬を始めることで、演奏仕事には一旦区切りをつける事にし、幾つかの本番のみを残し今に至っています。
「叶う」
というのは、状況が良い時も良くない時も、自分の人生を味わいつくす覚悟で生きて行く過程でもらえる、ボーナスの様な気がするのです。
さあ、今度は次のボーナスへ。
ふぅ。。
はぁ。。
ボーナスはすごく嬉しいけど、
この世って、本当に修行だな。
と、思います。
以上とりとめもないお話、失礼いたしました。
何かのお役に立てば幸いです。
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