同じ調号なのに違う調 一つの調号には長調・短調2つの調がある

「あれ? この曲、たしか『調号は♭3つでE♭メジャー』って教わったのに、何でこの曲は『Cマイナー』って言うのよ」

と気になった方いませんか?

答えは

『一つの調には、必ず長短2つの調がセットになっている』からです

性格の違う双子兄弟みたいな感じです。

 

ピアノでハノンをやっていた方は
最後の方で全調のスケールをやったと思います。

その時に、長調短調セットで覚えましたよね?

あれです。

 

今日は、

レバーハープで良く使う
♭3つの調を例にします。

もし画像を見て、頭で音が鳴らない時は、実際に何か楽器で弾いてみてください。

 

上の段=明るい感じ(長調)
(アメージンググレースの出だし部分)

下の段=暗い感じ(短調)
(グリーンスリーブスの出だし)

 

どちらも同じ音に♭がついているのに

明るく感じたり
暗く感じたり

音楽って不思議&面白いですよね。

 

上の音階を書いてみますね。

音階の始まる音が変わるだけで、雰囲気が変わりますよね。

これも『実際に弾いてみて感じてみる事』が必要かと思います。

 

ということで、

今日はE♭メジャーを例に出しましたが、
他の調でも同じことですので、弾いて遊んでみられてください。

Fメジャー→Dマイナー
Gメジャー→Eマイナー
Cメジャー→Aマイナー

etc.・・・・

 

同じ調号なのに、違う調の名前が付いていた理由、この説明で分かりましたか?

最後にまとめておきますね。

曲間をつなぐアルペジオの作り方はこちら

それでは今日はこの辺で。

これからお夕飯の材料を買いに行ってきます。

また明日。

 

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