こんにちは。ハープの毛利です。
実音とは•••
簡単に言うと、ピアノの鍵盤で言うところのドレミ••の事です。
ハープは、譜面が実音で書かれているので、基本気にする事はありませんが
もし耳にするとしたら
こんな場合ではないでしょうか。
「フラジオをやめて実音で弾こうか・・」
「そこのフラジオ実音で弾いて」
といった感じです。
ハープで出てくるのはせいぜいこの位でしょうか。
譜面に書かれている音よりも
オクターヴ上が鳴るので
上の画像で「実音で弾いてね」
と言われたらこちら↓を指ではじく、という意味になります。
これはハープの為の用語ではない
です。
何故このような
「実音」云々
という言い方があるかというと、、
オーケストラで使われる管楽器には、記譜が実音で書かれていない楽器があるからなのですね。
クラリネット、ファゴット、サックス等・・
楽器によって
B管、C管、F管、Es管etc.•••
色々ある場合。
長くなりましたので
ここからは必要な方だけどうぞ。
例)クラリネット(B管の場合)
B管とは・・
楽譜に書かれた「ド」を吹くと
実際には「シ♭」の音が鳴る
という意味
私達ハープは実音表記で慣れてしまっているで、ちょっと混乱しますよね。
この様に
オーケストラの各楽器が、自分の記譜で言ってしまうと混乱を招く事になるので
「実音で◯○の音」
と言う前置きをする事で、全ての楽器の人に間違いなく伝わるのですね。
そういえばオカリナも幾つか管がありますよね。
ホンヤミカコさんの曲集等で、オカリナのデュエットを何度か作らせて頂いたのですが、
F管、G管等、、記譜と出る音が違うと、瞬時に頭で鳴らず時間がかかりました。
ハープが実音楽器で本当に助かったなあと思いましたね。
ちょっと長くなりましたので今夜はこの辺で。
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