今日は6/8の実践編として、「浜辺の歌」と「バッハのシチリアーナ」で、見て行きたいと思います。
特にリズムが分からなくても、曲を知っているので「こんな感じ」で弾いている事も多いと思います。
これを読んで、曖昧だった個所の靄が晴れたら良いなと思います。
「浜辺の歌」
弾き始めたら、
「あ~知っている」という感じで、何となく弾けると思います。
でも、もし、これと全く同じリズムでも、知らない曲だったら弾けるでしょうか?
本当は、浜辺の歌が弾けたなら、弾けるはずなのですが、おそらく、弾けなくなる人続出だと思うのです。
ということで、6/8の考え方。
①まず、6/8は、1小節を2分割で考える。
が曖昧になりそうだと、予測ができます。
それをクリアにする為には
②この背後に刻まれている「刻み」を感じる。
幸い、浜辺の歌は、伴奏形が刻みの様になっている事が多いので助かります。
全部均等に刻んでくれている。。
あとはパズルです。
左手の均等な刻みに、右手をはめ込め(乗せる)ば良いのです。
この伴奏パート、先日のこれ↓と同じなんですけど、気づいた方いらっしゃいますか?
右手はこちらと同じ↓
では次。
「バッハのシチリアーナ」で見てみましょう。
何となくは弾けるけど、リズムに確実性がない、場合。
また背後の刻みを登場させてみます。
幸い、この曲も伴奏形が刻みの様になってくれています。
6/8はこのパターンが多いですよね。
ーーちょっとしたコツ☆彡ーーー
もし、今までメロディーに伴奏形をはめる、という考え方をしていたとしたら、
伴奏形にメロディーをはめ込む、という考え方に変えると、一気にリズムの精度が増します。
少し難しいかもしれませんが、
リズムが分からない時に、メロディーパートだけを見ていても解決にならない事は、
知っていると役に立つと思いますし、又、自分の伴奏を聴きながら弾けるようになると、アンサンブルも上手くなります。
人の音が聴けるようになります。
ご覧の様に、6/8は、今後、同じリズムを何度も見る事になると思います。
譜面を見た時に探してみると楽しいですよ♪
ということで、今夜はこの辺で。
無理せずに。
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