練習するという事

心を落ち着けて

ゆっくりと椅子に座り

ゆっくりと楽器を傾け

一呼吸して弦を見ると

 

静寂

 

が訪れます。

そこからゆっくりと

手を構えて音を出す。

 

 

アセアセ
セカセカ

音を出してしまう傾向にある方は

練習で音を出す前に

この過程を加えてみられてはいかがでしょうか。

 

音を出す前に一旦意識的に

「心に静寂を作る」

という意味です。

目の前にある素晴らしい静寂
空間に見合うのは

どんな音だろうか?

 

練習する時って

とりあえず弾こう、と思って

流しざらい
(↑私が作った言葉なので意味不明と思いますが)

 

※何の改善もなくただ弾いて、練習した「気」になる練習の事

 

残念ながらこの様にかけた時間が報われる事は

あまりない

と思う。

 

練習の仕方って

自分自身を投影している
のですよね。

練習法

という物ももちろん
あるかもしれないけれど

 

回数とか
時間とか
やり方云々ではなくて

 

一つ一つの自分の行動に
自分を納得させながら進めるか?

というのが

練習する

という事なのではないかと

自分では思っています。

 

その自分との対話の積み重ねが

心の安定

になる。

 

常に自分自身を納得させておく

というのが、

本番でいきなりパニックにならない為にも、すごく重要なんじゃないかなと、個人的には感じます。

 

自分の内側に意識を向けておく

ですね。

 

ということで、今夜はこの辺で。

 

Comments are closed, but trackbacks and pingbacks are open.