一閑張りのバックと壁掛け(おぼん)を取りに行く事でした。
一閑張り、とも 一貫張り とも書くようですが、竹カゴなどに和紙を何層も張り、最後に柿渋を塗ったものを言うそうです。
柿渋には防虫、防腐、防水効果があるようですが、これは更に上から軽い艶出しのコーティングをしています。
私も最初は、
紙でしょ・・すぐ壊れるんじゃないのか、と思いましたが、昔の人ってすごいですね。
竹と和紙なのに、お互いが密着すると、とても硬くなって丈夫になるのだそうです。
しかもすごく軽いです。
これは、柿渋を使っているので茶色のコーティングになるので、色合い的には少し暗め、昔ながらの一閑張りという感じの様です。
行ったら春の新作まで着手していてびっくりしましたが、完成間近の様子をみたところ、これとは全く違ったタイプの、少し洋風な一貫張りで明るく春らしい、淡い感じの女性好み風な花模様シリーズです。
淡いピンク系。完成品を見るのを楽しみに待とうと思います。
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