おはようございます。
新年3日目の朝です。
今日はご質問の答えから参りましょう。
「シンプルな曲を使って単純なコードの音を覚える学習法ってありですか?」
自分なりに理解する方法を模索する過程で、得られる物が大きい、大いに役立つと思うからです。
それを応用するには
加えて
裏付けになる様な情報が少し加わると、自分自身が安心するのではないかと思います。
以下は私が昔、聴音の課題を行っている時に教わった事ですが、ご参考までに。
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大学入試の聴音課題の一つに
四声和声の聴音がありました。
(※四声和声の聴音とは:ソプラノ・アルト・テノール・バスが同時に流れてきて、それを決められた回数内に譜面に書くという課題)
もちろん耳からの情報で音をとります。
これで出来ればOK
なのですが、
もしも、音をとれなかった時どうなるでしょう?
その部分に何も書くことが出来ません
じゃ困りますよね。
その時に、もし少し和声の知識があったら?
音がとれなかった時
理論から攻める事が出来ます。
また、全部耳でとれる時であっても、本当にそれが合っているどうか、自分で採点する事が出来ます。
特に君はハープだから音楽全体を見渡せた方が良いよ。
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以上はざっくりですが
当時の作曲家の恩師に言われた事です。
命の恩人だったのだ、と思います。
曖昧さ(合っているのか不安)を
確信(自信)に変えてくれる物になったのは、いうまでもありません。
時代が変わるほどはるか昔の事にもかかわらず
現在でも私が楽譜を書く時に大きな柱になっているという・・。
「シンプルな曲を使って単純なコードの音を覚える学習法ってありですか?」
今日の質問に戻りますが
入り口は何でも良いのではないかと思うのです。
後から別の角度からの情報(理論)が入る事で、整理して考えられるようになると思います。
「あー結局、あれって、こういう理由でこうなっていたのね」
みたいな。
もしも、
専門的にコードを教わりたい方は、作曲家や、Jazzの分野の方、マルチなピアニストに教えてもらうと、かなり詳しく教わることが出来ると思います。
私はあまり詳しくないので、ほんの入り口部分の事でしかお役に立てませんが
もしその中にハープの愛好家の方が使えそうな事があれば、
少しここに投稿して行こう思っています。
それではまた。
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