大昔、引っ越し直後に防音室が入るまでの間私がやった方法はこれです。
即席防音 3分で巻けます
「ハープの響を根こそぎ止めてしまうの計」
By 諸葛亮沙織
別名、包帯作戦と言います。
最初はスカーフで巻いていたのですが
レッスンでお宅に伺った際に
包帯はどうか?とおっしゃり(←お医者様です。音楽家に「包帯」は思いつきません)均等に巻くことが出来ました。
実はこの方法は自分で考えたのではなく、芸大時代にハープの先生から教わりました。
音というよりも、ベンベン、ポンポン音ですが、何も出来ないよりは助かる、という時の急場しのぎの策です。
これに至った経緯は以下です。
大昔住んでいた家での話です。
引っ越しの前日にマンションの下の住人の方から、楽器の音がうるさいと苦情が入った事がありました。
まだ私が楽器の防音に対しての意識が薄かった頃です。
これがいわゆる苦情というものか・・
(ちょっと怖い雲)
引っ越しの前日まで弾いていた位なので
相当間に合わなくて
焦っていたわけですが
自分の視点からしか見られなくなっていたのですよね。
まずは謝りまして
翌日フルーツをもってあらためてお詫びに行きましたが、直接苦情を言いに来るまでには相当の我慢の日々があったであろう事を想像すると、
生活を妨害して当時の下の住人の方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
本当にうるさいですよね。
楽器の音。
たまにウォーキング中に外を歩いていて楽器の音が聞こえると、こりゃぁうるさいよなあ、と思います。
静かに本でも読みたいのに読めないじゃないか、とか。
思ってしまいます。
自分の音は棚に上げ、身内のフルートにも
「なんかピーピー♪結構うるさいなあ・・・(失礼)」
なーんて思ってしまうのに、他人ならイライラを通り越して、そりゃ殺人事件にも発展しますわ。
ということで、
この暑さに加えての騒音は、普段よりも人を凶暴にさせてしまう可能性がありますゆえ、楽器持ちの私たちは気をつけて参りましょう。
おしまい。
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